
「セルフバックなら誰でもすぐに稼げる」という話を聞いて、期待に膨らませている方も多いのではないでしょうか。
でも待ってください。
実は、セルフバック(自己アフィリエイト)には、表面には出ない大きなデメリットがたくさんあります。
このセルフバックのデメリットを理解しないまま飛び込むと、思わぬ落とし穴にハマってしまう可能性があります。
15年間のネットビジネス経験を通じて、私が実際に見てきた落とし穴を、この記事では詳しく解説していきます。
あなたが本当に稼げるアフィリエイトを実現するために、セルフバックの真実を知ることは非常に重要です。
セルフバックのデメリットは、結局のところ「継続性がない」ことに尽きる

セルフバックについて調べると、「すぐに稼げる」「初心者向け」といった言葉をよく目にします。
確かに、セルフバックは短期的には報酬を得ることができます。
しかし、セルフバック最大のデメリットは、1つの案件につき1回限りしか利用できないということです。
これは、継続的な収入源として機能しないということを意味しています。
私が15年間ネットビジネスに携わってきた中で、本当に稼いでいる人たちの共通点は、「継続性のある仕組みを持っている」ということです。
一度の取引で終わるのではなく、何度も何度も収入が得られるシステムを構築しているのです。
セルフバックは、その点で根本的に異なっています。
つまり、セルフバックに時間をかけすぎると、本来やるべき本格的なアフィリエイトの時間が奪われてしまうという機会損失が発生するのです。
セルフバックが抱える具体的なデメリット

1. 報酬振込までに2ヶ月程度かかる
セルフバックを利用する際の大きな落とし穴が、報酬の振込までに驚くほど時間がかかるという点です。
一般的な流れは以下の通りです。
- 案件に申し込みから成果確定まで:1ヶ月程度
- 成果確定から実際の振込まで:さらに1ヶ月程度
- 合計で2ヶ月前後が必要
つまり、1月にセルフバックで申し込んだとしても、実際にお金が振り込まれるのは3月になってしまうのです。
急いでお金が必要だと思っている場合、この待機期間は非常に長く感じられるはずです。
2. 1案件1回限りという制限
セルフバックは原則として1つの商品やサービスにつき、1回のみ利用可能です。
繰り返し利用したり、家族名義を使って重複申込みすることは、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)の規約違反となり、アカウント停止のペナルティを受ける可能性があります。
これは、セルフバックの再現性が極めて低いことを意味しています。
一度使った案件は、もう二度と利用できないのです。
3. ASP登録と個人情報入力の手間と、個人情報漏洩のリスク
セルフバックを利用するには、まずASPに登録する必要があります。
代表的なASPには、A8.net、もしもアフィリエイト、アクセストレード、afbなどがあります。
登録自体は無料ですが、各ASPを使い分ける場合、複数の登録と管理が必要になってきます。
さらに、金融系の案件(クレジットカード申込やFX口座開設)を利用する場合は、個人情報を細かく入力しなければならないという問題があります。
複数のASPや案件に情報を入力すればするほど、あなたの個人情報が各所に広がってしまいます。
その結果、営業電話やメール勧誘が増加するリスクが高まります。
4. 営業・勧誘電話の増加
セルフバックで資料請求や見積もり案件を利用すると、保険会社や不動産業者からの営業電話やメールが増えます。
特に金融系の案件は、営業勧誘が激しい傾向があります。
私の知人も、クレジットカードを作成するセルフバック案件を利用したところ、その後数ヶ月間、金融機関からの営業電話が鳴り止まないという経験をしました。
これは、報酬を得たことで確実に個人情報が金融機関のリストに登録されていることを示しています。
仕事中に営業電話が頻繁に来るのは、ストレスになりますし、生産性も低下します。
5. 最低振込額の存在
多くのASPには「最低振込額」が設定されています。
この金額に到達するまでは、せっかく得た報酬を受け取ることができません。
| ASP名 | 最低振込額 |
|---|---|
| A8.net | 1,000円 |
| もしもアフィリエイト | 1,000円 |
| アクセストレード | 1,000円 |
| afb | 777円 |
例えば、A8.netで複数の案件を利用して合計800円の報酬が得られたとしても、最低振込額が1,000円のため、このお金は受け取れません。
未達分は翌月に繰り越されますが、繰り越されたお金も最終的に受け取られないケースも少なくありません。
6. 成果無効のリスク
セルフバックで案件に申し込んだとしても、必ずしも報酬が成立するとは限りません。
様々な理由で「成果無効」となる可能性があります。
- Cookie設定が無効になっていた
- 他のサイト経由での申込み情報が上書きされた
- 本人確認情報の相違
- ASP規約に違反した利用方法
特に注意が必要なのは、「報酬獲得目的の申込み」が規約違反とされる点です。
本来は「実際に使う予定の商品やサービスをたまたま安く利用できる」という位置づけが、セルフバックの本来の目的なのです。
7. クレジットカード利用の際の金融への悪影響
セルフバックで複数のクレジットカードを申込む場合、注意が必要です。
クレジットカード申込みは、信用情報機関に記録されます。
短期間に複数のカードを申込むと、金融機関からは「お金に困っている」と判断されるリスクがあり、今後のローンやクレジットの審査に悪影響を与える可能性があります。
ASPでも「月に1〜2枚程度」という申込み制限を設けている場合が多いのは、こうしたリスクを考慮しているからです。
セルフバックのデメリットが実際に起こった事例
事例1. 無料体験後の強引な契約勧誘
オンライン英会話スクールの無料体験セルフバック案件を利用したAさんの事例です。
体験レッスンを受けたところ、その直後から毎日のようにスクール側から入会の勧誘メールが送られてきました。
つい勢いで月額8,000円のコースに申し込んでしまい、3ヶ月継続してしまったそうです。
セルフバックで得た報酬は3,000円でしたが、不要な契約で25,000円以上の支出が増えてしまいました。
結果として、セルフバックによる利益どころか、大きな赤字になってしまったのです。
事例2. サブスクリプション解約忘れによる継続課金
動画配信サービスの無料体験セルフバック案件を利用したBさんの事例です。
無料期間中にセルフバック報酬が確定したため、その後は利用しないと思っていました。
しかし、解約手続きを忘れてしまい、3ヶ月間にわたって月額1,000円の課金が続いてしまいました。
気づいた時には既に3,000円の損失が発生していたとのことです。
セルフバック報酬は1,500円だったので、実質的には赤字になってしまいました。
事例3. FX口座開設での取引強要と損失
FX口座開設のセルフバック案件を利用したCさんの事例です。
多くのセルフバック案件には「一定額以上の取引」という成立条件が付いています。
Cさんは報酬を得るために無理して取引を行い、結果として10万円以上の損失を出してしまいました。
セルフバック報酬は50,000円でしたが、実際の損失の方が大きかったのです。
このケースは、セルフバックのために無理な行動をとってしまった典型例です。
セルフバックが向いている人と向いていない人
セルフバックが向いている人
- 既に必要な商品やサービスの購入を計画していて、少しでも安くしたい人
- ブログやサイト運営の初期資金が必要で、短期的にいくらか稼ぎたい人
- アフィリエイトの仕組みを理解するための学習として利用したい人
セルフバックが向いていない人
- セルフバックだけで継続的に稼ぎたいと考えている人
- 急いでお金が必要で、2ヶ月待てない人
- 本格的なアフィリエイトで稼ぎたい人(時間が無駄になる)
本格的なアフィリエイトの種銭としてセルフバックを活用する方法
セルフバックを戦略的に活用するステップ
ステップ1. 本当に必要な案件のみを選ぶ
セルフバックで失敗する多くの人は、「報酬が高い」という理由だけで案件を選んでしまいます。
これは大間違いです。
正しいアプローチは、「自分が本当に使いたい、または使う予定のある商品やサービス」から始めることです。
例えば、ブログ運営に必要なレンタルサーバーや、自分が実際に読みたい本などが該当します。
ステップ2. 営業電話対策をあらかじめ立てる
金融系の案件を利用する場合は、営業電話が来ることを前提に準備しておきましょう。
連絡用の電話番号やメールアドレスを、専用のものにするのも一つの方法です。
ステップ3. 報酬を本格的なアフィリエイトの種銭にする
セルフバックで得た報酬は、本格的なアフィリエイトに必要な教材やツール購入に充てるというのが、最も賢い使い方です。
私自身も、初期段階ではセルフバックで得たお金を、信頼できるメンターから学ぶための教材購入に使いました。
正しい情報を学ぶことで、その後の本格的なアフィリエイト運営がスムーズになり、遠回りを避けることができます。
セルフバックを利用する際の重要な注意点
セルフバックは、決して本格的なアフィリエイトの代替手段ではありません。
それは、ブログ運営を始めるための初期資金を作るための、あくまで「補助的な手段」と位置づけるべきです。
この点を誤解している人が非常に多いです。
セルフバックに時間をかけすぎると、本当に稼ぐべき本格的なアフィリエイトの時間が削られてしまいます。
特に、副業として時間が限られているサラリーマンの場合、この時間配分が大きな分かれ目になります。
限られた時間を、どこに集中投下するかが、収入を大きく左右するのです。
私の経験からの助言:
セルフバックで得られる報酬は、多くの場合、1案件あたり数千円程度です。
それに対して、本格的なアフィリエイトで正しいサイト運営をすれば、月数万円、さらには月100万円以上の安定収入も実現可能です。
時間対効果を考えれば、どちらに時間を使うべきかは明らかです。
セルフバックのデメリットを理解した上での最終判断
セルフバック(自己アフィリエイト)には、多くのデメリットが存在しています。
それは以下のようにまとめられます。
- 継続性がない:1案件1回限りで、繰り返し利用できない
- 報酬振込に時間がかかる:最低でも2ヶ月待つ必要がある
- 個人情報漏洩のリスク:複数ASP登録で情報が広がる
- 営業勧誘の増加:特に金融系案件で顕著
- 最低振込額の制限:せっかく得た報酬が受け取れない可能性
- 成果無効のリスク:条件次第で報酬が認められないことも
- 余計な出費の可能性:本来必要でない購入や契約に繋がる
しかし、これらのデメリットを正しく理解した上で、「本当に必要な商品やサービスをたまたま安く利用できる」という位置づけで利用するなら、セルフバックは役立つツールになります。
大切なのは、セルフバックを本格的なアフィリエイトの代替手段と考えるのではなく、あくまで初期資金を作るための補助手段として活用することです。
セルフバックのデメリットを乗り越えて、本当の稼ぎを目指そう
ここまで読んでくださった方は、セルフバックの落とし穴を十分に理解していただけたと思います。
確かに、セルフバックは短期的には報酬が得られます。
しかし、それは「稼ぐ」という大きな目標に向かっての、ほんの小さな一歩に過ぎません。
本当に大事なのは、その先です。
セルフバックで得た初期資金を、正しい知識や技術を学ぶために使い、本格的なアフィリエイトで継続的な収入を築くこと。
これが、本当の意味で「稼ぐ」ということなのです。
私は15年間のネットビジネス経験の中で、多くの失敗を繰り返してきました。
詐欺的な教材に騙されたこともあります。
遠回りをしたこともあります。
しかし、その失敗があったからこそ、「本物」と「偽物」を見極める目が養われました。
そして、正しい方法を知ったからこそ、月100万円の収入を実現することができたのです。
あなたも同じ道を歩む必要はありません。
セルフバックのデメリットを理解し、その先の本格的なアフィリエイトに目を向けることで、私が15年かけて学んだことを、もっと短い期間で実現できるのです。
今すぐ大きな成果を求める必要はありません。
焦らずに、正しい方向に進むこと。
その積み重ねが、やがて大きな収入に繋がっていくのです。
セルフバックのデメリットに惑わされず、あなたの真の目標を見つめ直してください。
そして、そこに向かって、一歩一歩進んでいく。
その勇気が、あなたの人生を変えるのです。
著者プロフィール:多那健司(タナケン)
50代前半。元グラフィックデザイナー。ネットビジネス歴15年以上。
会社員時代に副業で苦労し、多くの失敗を経験。
詐欺的な教材に騙されたこともあるが、SEOという正しい方法に出会い、月100万円の収入を達成。
現在は独立し、中小企業20社以上のネットマーケティングコンサルタントとして活動中。
過去の自分と同じく、必死に努力しているのに結果が出ず苦しんでいる人に「本物の情報」を届けることが使命。