
こんにちは、タナケンです。
アフィリエイトを始めたあなたなら、「健康食品や化粧品の広告って、どこまで書いていいのか?」という疑問を感じたことがあるのではないでしょうか。
実は、この判断を間違えると、逮捕されたり罰金を科されたりするリスクがあるんです。
アフィリエイターは法律上、メーカーと同じ責任を負う立場にあることをご存知ですか?
この記事では、アフィリエイターが知っておくべき薬機法の基礎知識、禁止表現、実際の罰則について、15年の経験から詳しく解説します。
正しい知識を持つことで、安心して健全なアフィリエイト活動ができるようになります。
アフィリエイターは薬機法の規制対象者である

まず、最も重要な結論からお伝えします。
アフィリエイターは法律上、商品メーカーと同じレベルの責任を負う薬機法の規制対象者です。
個人のブログやSNS投稿であっても、広告と見なされた場合、薬機法違反に問われる可能性があります。
多くのアフィリエイターが勘違いしているのが、「個人の感想だから大丈夫」「小規模なサイトだから問題ない」という認識です。
残念ながら、これは完全な誤解です。
薬機法では「何人も」と規定されており、個人か法人か、規模の大小かを問わず、すべての表現行為が対象になり得るのです。
薬機法が禁止する表現と罰則の具体例

医薬品的効能効果表示の禁止
健康食品や化粧品のアフィリエイトで最も気をつけるべきが、「医薬品的効能」を謳う表現です。
次のような表現は、絶対に使ってはいけません。
- 「この化粧品で肌の治療ができます」
- 「このサプリメントで糖尿病が治ります」
- 「血行促進で冷え性が完治します」
- 「ガンの予防に効果的です」
- 「3ヶ月で10kg痩せた」(効果を断定する体験談)
- 「医師推薦で効果が証明されています」
これらの表現は、化粧品や健康食品を医薬品のように見せているため、薬機法第66条(虚偽・誇大広告)に違反します。
罰則は2年以下の懲役または200万円以下の罰金です。
承認前医薬品等の広告の禁止
さらに厳しい規制が、医薬品の承認前製品や、未承認の医薬品成分を含む製品の広告です。
これは薬機法第68条に該当し、2年以下の懲役または200万円以下の罰金に処せられます。
課徴金納付命令制度
2021年8月以降、薬機法違反に対しては刑事罰だけでなく、「課徴金納付命令」という行政処分も導入されました。
これは違反した広告によって得た売上の一部を、国庫に納付させるという制度です。
つまり、逮捕されるだけでなく、経済的な損失も被るということになります。
なぜアフィリエイターまで規制対象になるのか
消費者を保護するための法律
薬機法が制定された背景にあるのは、「消費者保護」という大原則です。
実は、僕が独立する前の会社員時代、詐欺的な健康食品に騙されて、数十万円を失った経験があります。
その時の悔しさは今でも覚えています。
法律は、こうした被害者を減らすために存在するんです。
メーカーだけを罰するのではなく、その商品を広告する全ての者に責任を持たせることで、初めて不正な広告を抑止できるという考え方ですね。
情報発信力を持つ者の責任
アフィリエイターやインフルエンサーの情報発信力は、今や企業の広告と同等かそれ以上の影響力を持っています。
だからこそ、その力に見合った責任を負う必要があるという論理です。
SNS全盛の時代、個人の一つの投稿が数千人、数万人に影響を与えることもあります。
そのような大きな影響力に対して、「個人だから」という理由で責任を逃れることはできないのです。
不当な広告が横行している現状
消費者庁の報告によると、健康食品と化粧品の分野で不当なアフィリエイト広告が非常に多いとされています。
「痩せる」「治る」「効く」といった誇大表現がリサーチでも指摘されており、消費者庁は薬機法第66条を柔軟に活用して、執行を強化しているところです。
つまり、規制が強化される一方であることを認識しておく必要があります。
むしろ今後、更に厳しくなる可能性が高いということです。
実際の違反事例と学ぶべき教訓
健康食品の効能表示違反
ある大手アフィリエイトサイトが、「このサプリメントで血糖値が低下する」という表現で紹介していました。
これは医薬品的効能を謳う典型的な違反事例です。
結果、そのサイト運営者は消費者庁から措置命令を受け、違反広告の中止と再発防止を命じられました。
この事例から学ぶべきことは、実績や効果は絶対に断定してはいけないということです。
「効果には個人差があります」「効果を保証するものではありません」といった免責文があっても、それは違反を免除する理由にはならないのです。
化粧品の「医学的効果」表示違反
あるインフルエンサーが、「このクリームで肌の炎症が治りました」とInstagramで投稿していた事例があります。
「治る」という医学的効果の表示は、化粧品では絶対に使えません。
消費者庁の指導を受け、その投稿は削除され、謝罪文の掲載を命じられました。
体験談の誇大表現違反
「私はこのダイエット食品で3ヶ月で20kg痩せました!」という顧客の声を、そのまま自分のアフィリエイトサイトに掲載していたケースです。
これは「〜という口コミもあります」程度の表現であれば問題ありませんが、顕著な効果を強調する形での掲載は違反です。
特に、同様の効果が「全ての消費者に起こる」と誤解させるような掲載は、まさに薬機法第66条に該当します。
グレーゾーン表現の見極め方
「安全」「無添加」「天然」は大丈夫?
これらの表現は比較的安全です。
ただし「天然だから体に完全に安全」といった誤解を招く表現は避けるべきです。
「栄養補給」「栄養機能」はOK?
「栄養補給」や「栄養機能食品」という枠組みは、法律で認められた範囲内です。
ただし、メーカーが表示を許可しているもののみに限定されます。
勝手に拡大解釈してはいけません。
「〜のような」「〜かもしれない」という曖昧表現
「このサプリメントのような効果が期待できます」という表現は、どうでしょう?
正直なところ、これも場合によっては違反に問われる可能性があります。
なぜなら「期待できます」という表現自体が、効果を暗に示唆しているからです。
安全性を重視するなら、医学的効果と一切無関係な表現に留めるべきです。
「○○という成分が含まれています」「△△という特徴があります」という事実のみを述べることが、最も安全な手法です。
アフィリエイターが取るべき対策
広告主のガイドラインを確認する
まず重要なのが、広告主が提供しているガイドラインを必ず確認することです。
大手の健康食品メーカーや化粧品ブランドは、アフィリエイターのための薬機法ガイドラインを用意していることがほとんどです。
「使用可能な表現」「禁止表現」が明確に示されているはずです。
これに従っていれば、あなたが単独で違反することはありません。
広告主側に監督責任があるからです。
自分の記事を薬機法の観点で監査する習慣
記事を公開する前に、一度冷静に読み返してみてください。
「この表現は医薬品的効能を暗に示唆していないか?」
「効果を誇大に見せていないか?」
という観点でチェックします。
実際のところ、多くのアフィリエイターは無意識に違反表現を使用しています。
意図的な違反よりも、知識不足による無自覚な違反の方が圧倒的に多いのです。
専門家の意見を参考にする
薬機法は複雑で、グレーゾーンが多くあります。
確実性を求めるなら、薬機法を専門とする弁護士や行政書士に相談することをお勧めします。
特に商材的な価値が高いアフィリエイトサイトであれば、その投資は充分に見合う価値があります。
今後の薬機法のトレンド
インフルエンサーマーケティングへの厳格化
消費者庁は、SNSやYouTubeでのインフルエンサーマーケティングに対して、特に厳格な姿勢を示しています。
影響力が大きいからこそ、違反による害が大きいという判断です。
広告主には、インフルエンサーに対する「適切な指導と監督の義務」が課されています。
つまり、インフルエンサーを起用する際には、薬機法ガイドラインの配布と、継続的な監視体制の構築が法的に求められるということです。
執行強化の動向
2021年8月の課徴金制度導入に続いて、今後も規制は強化される見通しです。
特に情報セキュリティが進化する中で、消費者庁のAI活用によるモニタリング能力も向上しています。
つまり、違反がより容易に発見されるようになるということです。
アフィリエイトで稼ぐために知っておくべき本質
「楽に稼ぐ」は法令遵守の上で成り立つ
ここで重要な指摘をしたいのです。
僕が「効率よく稼ぐ」「楽に稼ぐ」ことを否定しないのは、正しい知識の上で活動すれば、確かにそれが可能だからです。
しかし法令遵守なしには、真の意味で「楽に」は成り立たないのです。
なぜなら、違反摘発のストレスや罰金のリスクを抱えながら稼ぐことは、決して「楽」ではないからです。
長期的に稼ぎ続けるための基礎知識
アフィリエイトで月100万円を達成した僕の経験から言うと、成功の秘訣は「正しいノウハウに基づく活動」です。
その「正しさ」には、法令遵守が絶対に含まれます。
短期的には、グレーな手法で稼ぐアフィリエイターもいるでしょう。
しかし、それは必ず「つけ」が回ってきます。
摘発、罰金、サイト削除、信頼喪失…
本当に効率よく稼ぐなら、法的リスクを排除しておくことが最も重要な投資です。
まとめ:薬機法を理解することは、あなた自身を守ること
アフィリエイトと薬機法の関係について、ここまで詳しく解説してきました。
最後に、整理してお伝えします。
アフィリエイターは薬機法の規制対象者であり、個人のブログやSNS投稿であっても違反に問われる可能性があります。
医薬品的効能の表示、虚偽・誇大広告は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金に処せられます。
特に健康食品や化粧品のアフィリエイトは、グレーゾーンが多く、無自覚な違反が起こりやすい分野です。
効果や効能を断定する表現、医学的治療を示唆する表現、顕著な効果を強調する体験談は、絶対に避けるべきです。
対策としては、広告主のガイドラインを厳格に守り、公開前に記事を自己監査し、必要に応じて専門家の意見を求めることが有効です。
そして最も重要なのが、法令遵守こそが、長期的に安心して稼ぎ続けるための基盤であるという認識を持つことです。
背中を押す言葉
もし今、「自分のサイトは大丈夫だろうか?」という不安を感じているなら、その感覚は正しいです。
なぜなら、正しい知識を学ぼうとしているあなただからこそ、その不安が生まれるのです。
実は、これが成功の道のりの第一歩なんです。
詐欺教材に引っかかったり、無知なまま違反行為をするアフィリエイターは、危機感を持っていません。
あなたがこうして学ぼうとしている姿勢は、既に「正しい方向」に向かっているということです。
焦らなくていいんです。
正しい知識を身につけ、正しい方法で活動すれば、必ず結果は付いてきます。
僕も15年の道のりで、何度も失敗し、何度も学びました。
そのすべてが今、ここに活かされています。
あなたの副業の道のりが、安心と信頼の上に成り立つものになることを心から応援しています。