奮闘、佐野日大戦
甲子園出場校の佐野日大を最後まで苦しめた足高ナイン。
1997年7月17日・栃木県営本球場

4回戦は強豪佐野日大戦。一昨年、足高野球部が夏の大会決勝進出を果たしたときに3回戦か4回戦で破った佐野日大との再戦です。県営本球場は電光掲示板になって、決勝戦以外でも選手の名前が掲示されるようになりました。
午後0時45分頃試合開始、両校とも投手を攻めあぐみゼロ発進。でも、足高の方が少し押し気味に展開していました。ピッチャーの田所君も、昨日の鹿沼東戦に続いて連投ですが、疲れを見せずに低めによくコントロールされた投球が光りました。
4回の表、足高の攻撃は相手の守備の乱れもついて2点を先行、応援団も大喜び。このまま押し気味に展開すれば再び佐野日大を破れると皆の応援にも熱がこもります。追加点のチャンスが続きましたが、惜しくも後続を断たれ2点止まり。スタンドが一体となって応援するとき、多くの声援の声が大きな力になって、みんなの背中に吸い込まれてゆきましたね。

ピッチャーの田所君の信条は低めへの抜群のコントロールとスローカーブを織りまぜた緩急ありの配球です。連投の疲れは、3回まで完璧に低めにコントロールされていた配球がときどき高めに浮くようになって現れだしました。

4回の味方の2点の援護で気がゆるんだのではありませんが、相手日大の選手も足高に再び負けられないと云う気力が勝ったのか、高めの球を見逃さず連打。応援声もむなしく、4回の裏すぐに3点を奪われてしまいました。

選手の活躍と共に、応援に駆けつける父兄やOBたちの目を奪うのは男たちだけの番からな応援団です。

昭和50年(?)の夏、足高が初めてか本当に久々にベスト4になったときはこんなに立派な応援団はなかった気がします。あのときは応援団といっても人数が少なくて、他のスポーツ部から即席の応援要員を集めて電車で球場に駆けつけました。そのときに比べて随分立派になった応援団。君達の応援も見事でした。たぶん日体大の先生が指導してくれたのか「えっさっさ」が足高応援団の定番になりつつありますね。

夏の大会でも共学の多い現在、女生徒の可愛い声援は当たり前になってしまいました。でも足高は今でも男子校、なかなか黄色い声は聞けません。

足高野球部がここの所随分頑張るので、最近女の子の声援も多くなりました。相手校のチアーガールや女性応援団の声援に対抗して「○○さん頑張って!」の応援は随分力になるんじゃないの。
佐野日大戦でも若い女性達の熱い応援をもらっていました。

しかし試合は9回、3点差を追いかけて足高も必死に食い下がり1点を返してなお無死1、3塁の大チャンスでしたが後続を断たれ試合終了、5対3で佐野日大に破れました。

試合終了。シード校の茂木に延長戦の上5対4さよなら勝ち、古豪小山に4対3、鹿沼東に10対4と3度聴いた校歌は聴けませんでしたが、本当によくやったね。

勝った後の喜々満面、体いっぱいに喜びを表した君達の姿はうれしいけれど、応援に駆けつけたみんなは、破れたあとの悔しさあふれる君達の唇や涙にこの大会を通して一番の大きな感動をもらいました。夏の大会は終わったけれども、足高野球部としてまた新たな努力を初めてください。また私たちは何度でも応援にゆきます。頑張って。またすばらしい姿を見せてください。


   もどる終わりです。