20年ぶりに衝動買いした天体望遠鏡は
通販のオールインワンタイプ
Leotax133だった。

インターネットの世界にはまって4年、初めて天体関係の検索をしてたら
目に入ったユーアール光学のアウトドア用天体望遠鏡。
オールインワンタイプで携帯バッグから出せばすぐ見られるのがウリ!

●屈折式上下微動付経緯台●
対物レンズ有効径:60mm/焦点距離 :450mm/口径比:1:7.5
集光力:73倍/分解能:1.93秒 /極限等級 :10.7等 /最大倍率 :337.5倍
接眼レンズ:4mm・10mm・20mm /鏡筒部全長:545mm
三脚の高さ:51cm〜104cm(開脚時)/総重量:2.6kg

と言うスペックでこりゃおもしろそうだって早速99年のGW明けにメールで発注。
翌々日には、商品が届いてしまうスピード商談。
さっそく、梱包をあけて組み立ててみたものの、う〜ん、こりゃ使えるかなって感じで
その夜の夕飯が終わると小学4年の息子と一緒に月面をのぞいてみました。
月面は久しぶりに見て感動したけど.........。
この望遠鏡の使いにくい点がたくさん分かって
これを改良することにしました。

1st Step

最初の改良。オリジナルのファインダーはおまけみたいな3点支持で取り付けられているので、子供がさわるとファインダーの光軸がすぐにずれちゃう。ホームセンターで6角ミニレンチビスを買ってきて接眼側を新しく3点できちっと固定して再度光軸をあわせたら今度はずれなくなりました。よかった。

2nd Step

フリーストップ式の経緯台なのですが、オリジナルの締め付けねじのプラスチックの頭が小さくて力が入らず、子供の握力でしめつけただけでは、トルクが弱く望遠鏡にちょっとふれただけで位置ががずれてしまう。これもホームセンターで見つけた6mmねじに大きめのプラ頭(写真のオレンジの部分)がついているのに交換。ぐっと使い勝手が良くなりました。

3rd Step

一番困ったのは、上下角を変えるマウントの上にさらに微調整用の角度調節部分があって、ここと鏡筒を支える受け台の接合の6角ナットの間でセンターリングに0.何ミリのガタがあって、このために微動調整がカタカタして非常にやりにくい。
仕方ないので0.2mm厚ほどのアルミ版でセンターナットを包み込んでガタを無くしてみた。完全ではないが、これでもかなり症状は改善した。こりゃ設計と加工精度の両方に問題ありと感じた。

4th Step

4つめの改良は、鏡筒のバランス。アウトドア用に携帯袋から取り出してすぐに見られるのはいいけど、いかんせん接眼部ヘビーでバランスが悪い。内蔵の3倍バローレンズなどを子供が使うと焦点距離がぐぐっと伸びて超最悪なバランスになる。上のトルクビスを交換する前には、本当にちょっとさわるだけで鏡筒が上にずれてしまうことが多かった。この対策として、アーチェリー(洋弓)の振動吸収用のバランスが家に転がっていたので流用。鏡筒取り付けようのナットに自作した取り付け金具を用いてバランスを500gほどつけた。まだフロントが軽いが、かなりバランスは改善した。
ただし、携帯バッグに入れるときははずさなくてはなりません(--);

 

Now and then

以上の改良を加えて、かなり使い勝手が良くなったLeotax133です。
超初心者の自分が批評するのはおこがましいですが、光学的にはすごく平凡な感じです。値段が全然違うボーグの65アクロマート金属鏡筒と比べるのは酷ですが、同じ月面を見てもこちらは少し黄色っぽく見えます。しかしすべての付属品が装着済みで接眼鏡も交換することなく、見たいところに出して観測が始められるオールインワンのコンセプトには共感できます。

小学4年の息子用として、これから親子でいろいろな星空と親しむことができそうです。