天体観測入門者に役立つbook・参考本編

 

 
誠文堂新光社 ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた宇宙2 沼澤茂美 脇屋奈々代 共著、A4 3000円

とにかく単純にみて楽しむ本だ。HSTの解像度の素晴らしい写真は常に新しい感動を与えてくれる。先に出版されている.1とともに一度は見ていただきたい写真集だ。

 
立風書房 初めての天体シリーズ 星雲・星団を探す 
浅田英夫 著 A4変形サイズ 112ページ 1700円

以前に紹介した、「星座を見つける」と兄弟書。こちらは望遠鏡や双眼鏡を使った星雲・星団探しの入門書。ちょうど下の“地人書館 星雲星団ウオッチング”と著者が同じでコンセプトも8センチ望遠鏡程度で見つけられる....をテーマにしているがこちらはさらに初心者向けになって、わかりやすく読むことが出来る。2冊をセットで持っていると完璧だろう。

 
地人書館 99年度版 望遠鏡・双眼鏡カタログ

最新の望遠鏡の一覧カタログと、ユーザーからのリポートを織り交ぜて構成されている。編集期間は1年ごとなのでその間の最新機器の情報は得られないが、最新機器は一部なのでそれ以外の定番製品のスペックなどを確認するには便利。でも天文ガイドやスカイウオッチャーを毎号買っている人には不要かも。

 
地人書館 天文の基礎教室A5サイズ 1700円 平成7年版
地球、地球内部から大気、公転、地軸の傾斜、月、太陽、太陽系、恒星、銀河系、大宇宙の分類でそれぞれQ&Aの形式でさまざまな天文に対する基礎知識を解説している。極めてまじめで中学から高校の理科や地学などの教科書のようだが、決して難しくなく読める。

 
地人書館 星雲星団ウオッチング 浅田英夫 著、B5 1996年版

M天体、NGCなどをそれぞれ見所にあるエリア別に解説している。7倍のファインダーや双眼鏡でのぞいた場合の星の見え方を基本に、モノクロ写真と小口径望遠鏡、双眼鏡などでの見え方や写真での写り方などシュミレーション。非常にクローズアップした解説はよいのだが反面、初心者にはその天体が全天のどの辺にあるのかがこの内容からだと把握しにくいと思う。

 
誠文堂新光社 プロセスでわかる 初めての天体写真 A5サイズ 1900円 八坂康磨 著

天体写真に適する望遠鏡の解説から、赤道儀の使い方、撮影、現像など各プロセスごとに易しく解説している。銀塩写真中心だが、撮影プロセスでは、月、惑星、星雲星団、太陽と対象ごとにポイントを教えてくれるの助かる。持ち運びやすいA5判サイズ。

別冊家庭画報
こども宇宙・天文新聞
世界文化社 1999/11出版
24cm 159ページ\1,200

子ども新聞風に、太陽系、銀河、星座、宇宙開発のジャンルで編集されています。4コママンガやイラストが多用されているし、本紙も漫画本のようなざら紙で親しみやすさを演出してます。


立風書房 図説天体観測入門大野裕明 著 A5サイズ 1500円
難しすぎず、簡易すぎずに非常に内容が良い入門書。99年NHKの趣味講座「親子のための星空観察」の解説をされていた福島県滝根町の星野村天文台観測所所長、大野裕明氏が書いた天体観測所である。眼視、望遠鏡、双眼鏡を利用した観て楽しむ観望を中心に解説が進み、最後に天体写真にもふれている。日食、人工天体、彗星、などジャンルの広いアドバイスは入門者にも非常にわかりやすいだろう。

 


ポプラノンフィクション チロの星日記 藤井旭 著 A5サイズ 190ページ 1990年発行
 
藤井旭さんの白川天文台の台長であるチロ(北海道犬)と著者との天文台とベースにしたふれあいを日記形式にまとめてある。星仲間と建設した白川天文台はこの愛犬の名前からチロ天文台として有名。星仲間や著者と台長犬チロとの心温まるエピソードが読むもの感動を誘ってくれるだろう。

誠文堂新光社 宇宙と天文「宇宙観測総力展開」A4サイズ 2200円
最新の天体写真画像、情報を集めてスペースニュースやトピックス、H-IIAロケット、宇宙飛行士の訓練、我が国初の惑星探査衛星「さきがけ」の生涯、再利用ロケットを考えるなどの読み物も掲載されている。写真やグラフィックが見やすい。

ポプラ社「天文シリーズ18」藤井旭 著、1984年版(絶版)

小学生の中高学年からを対象にした望遠鏡自作のすすめ書。いろいろなレンズを使った屈折望遠鏡の自作例やドブソニアンの作り方などが簡単な使い入りで解説されていて工作の好きな高学年生や中学生などにはうってつけの1冊。写真は時代を感じさせて、おじさんたちには懐かしく感じられてうれしい。

誠文堂新光社 チロの天文シリーズ 藤井旭の天体望遠鏡ガイド A5サイズ 100ページ 1990年版(絶版) 
藤井旭さんの白川天文台のチロ(犬)をガイド役に小学中高年生を対象にした本。ところが、その内容は私のような天文初心者にぴったりの優しい解説で極軸望遠鏡を使わない軸あわせや、反射望遠鏡の光軸あわせなどがとっても親切に書かれていて、まさに涙物。。。

朝日新聞社 スカイウオッチング辞典「朝日コスモス2000→2005」A5サイズ 2300円
扉にミニ星座早見版がついている。季節毎、毎月の天体の見どころや惑星の観測のガイド、スケッチから巻末には最新の宇宙の謎に迫る論説もあって、大変盛りだくさん。ただし、そろそろ新版がでそう。もう出てるのかな?

2000〜2005年までの天体現象の予定や新しくデジカメによる天体写真撮影の方法なども追加になっています。

立風書房 初めての天体シリーズ
星座を見つける 出雲晶子著 A4変形サイズ 112ページ 1700円
天文関連では珍しく若い、しかも女性の手による著である。図版は整理されていて見やすいが、解説のページの文字組が大変多くすこし読みにくさを感じる。ただし、女性の視点での解説は新鮮な感覚で評価できる。コンパクトな作りなので、星野観察などに重宝するだろう。

天文教育普及研究会編 天体観望ガイドブック・宇宙を見せて B5サイズ 178ページ 2600円
編集機関の名前を見ても感じられるように、大変まじめで正統的な本である。小・中学の理科の天体観望の指導者向けのように感じてしまう。そうそう、まるで天体観望のための教科書の感じです。観望会を盛り上げるためのゲームや主催の注意点まである。

 

日本実業出版社 入門ビジュアルサイエンス「地球のしくみ」浜野洋三著 B6サイズ
地球の成り立ち、宇宙との関わり、地球と月の関係、生きている地球などのお話が豊富な図解のビジュアルで解説されている。写真とは違って暖かみのあるイラストが見ていても楽しい。

誠文堂新光社 初めての天体観測
えびなみつる著 B6サイズ 160ページ 1500円
ほのぼのとしたイラストを写真の代わりに使用したこだわりの入門書。無機質になりがちな天文書に一石を投じている。機材の説明よりも、楽しみ方、自然との関わり方を学べてうれしい一冊です。

誠文堂新光社 星を見に行くえびなみつる著 A5サイズ 201ページ 1460円
ほのぼのタッチのマンガで初めてのスターウオッチングを優しく解説しくれます。内容はこのHPにリンクしてあるWNN-U 星と友達になろう!
のサイトでもご覧になれます。

誠文堂新光社 続・星を見に行く えびなみつる著 A5サイズ 201ページ 1460円
星を見に行くの続編です。初めての天体望遠鏡選びについてのテーマはとっても納得させられます。内容はこのHPにリンクしてあるWNN-U 星と友達になろう!
のサイトでもご覧になれます。

 

立風書房 新・天体カタログ(銀河系内編) 渡部潤一著 A5サイズ 143ページ 1500円
銀河内天体の創世のプロセスや最新天文学での解説がわかりやすい。立風書房の天文学書は概してまじめに初心者にもわかりやすい作り方をされている。巻末の資料には各天体の座標値なども用意されており、導入時のデータになる。

 

光琳社出版 宙の名前(sora no namae)  林 完次著 A5サイズ 上製本200ページ 3200円
三日月、十日夜(とうかんや)、立待月、寝待月など日本古来の天文呼称を大切に解説している本。フォーマルハウトは北落師門、釣鐘星(ヒヤデス星団)等々....日本語や中国の語源の漢字名の星星を知るだけでも楽しくなる。


成文堂新光社「天体写真クラブ」沼澤茂美著 B6/95ページ
カラー写真を豊富に使用して見て分かるように解説してある、コンパクトで読みやすい。著者はNHK銀河宇宙オデッセイなどの制作で知られる天体写真家、イラストレーターの沼澤氏。

成文堂新光社「天体望遠鏡クラブ」平林茂人著 B6/95ページ
いろいろな天体望遠鏡やパーツの性能評価を行っている著者は、八ヶ岳観測所、入笠山天体観測所会員。初心者には必要にして十分な望遠鏡の知識が紹介されている。
 

立風書房「図解・天体望遠鏡入門」田中千秋著 A5/142ページ
初版は1988年だから写真は新しくないが、内容はすごくまじめでわかりやすい。内容もうまく分類されていて、図版も多く長く出版されているのもうなずける。

NHK出版社「親子のための星空観察」大野裕明講師 藤井旭監修 A4変形/134ページ
昨年の獅子座流星群のブームを受けてNHKがこの春放送した同名番組のテキストだが、内容はとても濃く、図解ばかりで堅い専門書とは違い、エッセイや、身近な部品で作る望遠鏡などのコーナーが楽しい。この番組とテキストで天文に復帰した人も多いはず。

成文堂新光社「新版・天体望遠鏡ガイドブック」西条善弘・渡辺和明共著 A5/201ページ
一般的な天体望遠鏡入門書だが、初心者が理解しにくい難解な図解をつかわず、きわめて平易な表現と現代の望遠鏡技術などを織り交ぜながら書かれている。難しい図解が少ないので、割とすらすら読み進むことができる。


ニュートンプレス社「ニュートン99年10月号」1000円

最新の写真や映像による太陽系の特集が70ページもある。付録で太陽系惑星と全衛星がポスターになっている。グラフィックスを見ているだけでも飽きない。


成文堂新光社「双眼鏡クラブ」白尾元理著 B6/95ページ

双眼鏡とフィールドスコープを中心に構造から楽しみ方までを解説してくれる。巻末にはミニ野鳥図鑑がついているので地上観察に興味がある人にも良いかも。


成美堂出版「新版・天体望遠鏡ガイドブック」藤井旭

夏・秋・冬・春の星座ウオッチングの楽しみや重星の見方などが詳しく書かれている。望遠鏡の解説なども随所にポイント的に書かれている。メシア天体のカタログ的な性格もある。


河出書房新社「新版 宇宙への招待」藤井旭

藤井旭さんの著になる天体関連の本はたくさんあるが、これは太陽系の探査機から送られてきた写真やハッブル宇宙望遠鏡などの最新情報を盛り込んだグラフィカルな一冊だ。前半は太陽系、後半はメシエや銀河天体の情報がいっぱい。見応えがある。

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